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なんて世間は狭いんでしょう!


「どうしてあなたがここに?」
殆ど同時に言いました。

中学高校で6年間、同じ学び舎で過ごした同級生でした。「見たことある顔だなあ」と見つめていたら、彼女も気が付いて「あら、み〜なさん!」「オギじゃない!」と言い合いました。

お互い「こんなところにいるはずがない」と思ったのです。私は小学校の同級生が陶器の展示会に呼んでくださったので、はるばる市川まで行っていました。他の仲間たち8人と一緒です。

ちょっと前のことですが「なんて世間は狭いんでしょう!」と思ったものです。お互い相手が市川と関わりがないと思っていたので不思議でした。

オギは5年前にお母さんと同居するために市川に越してきたそうです。それで陶器を習い始めたのでその展示会に出品していました。

「み〜なさんはどうして?」と言われ、「小学校の同級生が呼んで下さってずっと毎年来てるの」「Sく〜ん」と呼んだら、オギはびっくり。入った時から「超ベテランで多分10才くらい年上かな」と思っていた人を私が気安く呼んだからです。(あのね、同い年なのよ)

そこで紹介しました。私にとって小学校の同級生と中学高校の同級生がばったり。都心を離れた市川の陶器の展示会で!こんな偶然があるでしょうか?もちろんお互い知っていて「この展示会の文字はこの方が書いた」とSくんが言いました。「昔から字が上手だったもんね」

ちょうど私たちは帰りがけで、Sくんを交えて9人でランチの予定でした。もう少し前だったら長く話したり彼女の作品をゆっくり見せてもらえたのに、残念ながらちょっと話しただけでした。

つくづく「世間は狭い」と感じた楽しい経験でした。

Sくんの展示会は10年以上も毎年見せてもらっています。陶器について知識ゼロだった私でも釉薬とか電気竈とか模様の付け方など少し覚えました。Sくんの腕がメキメキ上がっていくのが
わかります。

自宅にろくろや電気竈を備えた部屋をもち、今や弟子もいるような腕前です。会うたびに陶器をたくさん持って来てくれて、私たち仲間は小学校の同級生らしく、遠慮しないで自分の気に入ったものを選んで頂いています。我が家の一つの棚にはSくんの作品がたくさん並んでいます。100円ショップのお皿などが多くなった我が家で唯一きれいな色のあるコーナーです。

今回、私が頂いたのはこのような素敵な色の、程よい大きさの器です。とても気に入っていろいろなものを入れて楽しんでいます。白いべったら漬けなどを入れるとよく映えます。

IMG_2420.jpg 


Sくんは、陶器作りの他に、卓球、テニス、ピアノ(毎日1時間の練習)写真(写真部でした)中学生と小学生の孫たちの勉強をみる、その他、いろいろなことをしていて「絶対ボケないだろうな」と思う人たちの筆頭です。

「指先を使うといい」と言われているので陶器とピアノなんてものすごくいいですね。きっと長生きして矍鑠たるお年寄りになることでしょう。ずっと先に亡くなるであろう私は彼のその姿を見られないのが残念です。










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