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ハーフとして生きるということ

孫娘は日本人の母とアメリカ人の父を持つ「ハーフ」です。

「『ハーフ』についてどう思っている?」というようなことを聞いてみたことはありませんでした。

今月はじめにその孫娘がブログを始めました。どの記事もとても興味深く読みました。親友について書いた内容には感動しました。

最近の記事に、ハーフとして生きてきた体験やどう考えているかが詳しく書いてありました。新しく知ったことがいくつかあって「よくぞ書いてくれた」と思っています。

「ハーフであること」には、色々な思いを持って生きて来たようです。辛いこともたくさんあったのでしょう。


ブログを読んで初めて知った話に「自分は周りの人達と違う」と強く感じた時のことがあります。幼稚園の時に「親の会」が夜に開かれ、翌朝に自分の子供が読むように簡単な手紙を親が書きました。孫は日本語の読み書きができたので、娘は日本語で書きました。(娘の方針の『全てを日本語で』というものだったのかもしれないし、孫は当時まだ英語の読み書きができなかったのかもしれません)

手紙を読んだ時「まわりと違う、皆はお互い見せ合いっこをしているのに自分はできない」と初めて自分の特異性を感じたと書いてありました。クラスには日本人はもちろんアジア人もいないので「自分が違うのを隠したい」と思ったそうです。

そういう気持ちはずっと続いていて、自分のミドルネイムに母親の旧姓がついているのが嫌だったということも私には初耳でした。

私が「知らなかったなあ」と思うもう一つのことは「育った環境と文化が違うので母親とのコミュニケーションが難しい時がある」ということでした。娘と孫娘はとてもよく理解しあっていると思っていたのですが違っていました。


今は「ハーフではない、ダブル」ととても前向きに捉えています。両方の文化に触れていること、両方の言語ができることを誇らしく思っています。

これを読んで嬉しくなりました。「ダブル」という考え、いいですね。

「ハーフではない、私は日本人、国籍があるもの」(同じように「ハーフではない、私はアメリカ人、国籍があるもの」とも思っています。


孫と一緒に行ったお店で「日本語がお上手ですね」と言われた時には「私は日本人ですから」と二重国籍のことを説明していました。

ハーフでもどちらかの言語しかできない人がたくさんいるのに本人と母親のすごく大変な努力で日本語がキープできて良かったと思います。アメリカでの毎土曜日の日本語学校、ものすごい宿題量、日本での毎年7月の小学校1年から6年までの体験入学、よくやって来たと思います。母親とは日本語でしかやりとりしないという厳しいルールも大変だったことでしょう。


孫娘がブログを始めたのは先生に勧められたからです。先生は「あなたは文才があるから将来はジャーナリストになったらいいと思う。まずブログを書いたらどう?」とおっしゃったそうです。先生にこういうことを言われてとても嬉しかったようです。ジャーナリストになるつもりはないのですが、書くことは好きだし、エッセイの練習にもなると思ってブログを始めたそうです。(先生という職業はなんでも学生を褒めるといいですね。)


英語で書いています。とてもよく書けていると思います。レストラン、食べ物、友達、ハーフであること、どれもとても興味深く読みました。多分、アメリカ人の父親も日本人の母親(娘)も新しくわかったことがたくさんあると思います。父親は毎回コメントを寄せています。双方にとって理解を深めて良い事だと思います。


孫娘がハーフとして生きて来てどういうことを感じたか、今どう思っているかがわかって本当に嬉しいです。今後もブログでいろいろな体験や感情を知ることができるのを、勧めて下さった先生に感謝します。


話している時よりも、文を読んだときのほうがずっと「大人」に感じられました。文章のまとめ方、ボキャブラリー、立派だと思います。


この孫娘と娘は短い日本での日々を楽しんで、今日、アメリカに帰って行きました。




コメント

No title

素敵なお孫さんですね。ハーフじゃなくてダブルって素晴らしい言葉です。私は英語が読めないので、残念ながらブログは読めません。悔しいなぁ。
文才があるのはおばあちゃんのみ~なさんゆずり?
お孫さんのような素敵なダブルちゃんがたくさん出てきたら良いな!

No title

がみさん

優しいコメントをどうもありがとう。
とても嬉しいです。

今日から9週間、サマーキャンプの
小さい子相手のカウンセラーのボランティア、
月から金まで8時半から4時半まで
働くんですって。

ダブルで生きるのって倍忙しいようです。

文を書くのが好きなのは、娘もそうでした。
孫もそうで3代続いてるのかな。

がみさん、コロッケの他に美味しいもの
見つけました?

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