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「緑のなかで」椰月美智子、いい本でした

椰月美智子の「緑のなかで」とても楽しく読みました。最近読んだ本の中で一番気持ちよく読めて、こういう本が好きだなあとしみじみ思いました。

この前は道尾秀介の「スケルトンキー」何なの?という感じでグロテスク、全然好きにはなれませんでした。その前は吉田修一の「国宝」上下、歌舞伎が好きな人には面白いと思うけれど私は長い本をどうにか読み終わったという感じです。

椰月美智子は以前「しずかな日々」という作品に感動したことがあります。それは子供が主人公でしたが「緑のなかで」は大学生の啓太の話です。大学3年生の毎日を描いた後でそこにも何人かが登場していた高校時代のことを最後の章に書いている構成がいいと思いました。

ありえないような色々な事件も起こります。でもなぜこんなに読後感が爽やかなんでしょう。多分、皆が生き生きとしていて、誰も悪い人なんていないからでしょう。北の大地、北海道、そして北大が舞台というのも素敵です。

初めてのことですが、読み終わってすぐ「もう一度読みたい」と思って又、読みました。たくさん登場人物があるので啓太くんと親しい人を中心によく理解したいと思ったのです。


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